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2024年4月16日~18日にスペインのビルバオで開催されました『Food 4 future』に、Sustainable Food Asiaとしてブース出展いたしました。

 世界最大級のフードテックイベントである本イベントには、各国から8000人も業界の最先端に携わるリーダーたちが集まり、『サステナビリティ』『イノベーション』『テクノロジー』の3点に特化した、よりよい食の未来を想い開発されたさまざまな技術や施策が200のブースに渡って展開されました。

EUにおけるスタートアップやテクノロジーの進化や変化の定点観測はもちろん、アジアから欧州に向けて展開する鍵を見出すべく、リサーチなどを進めて参りました。

そして弊社ブースでは、フルーツミートをはじめSustainable Food Museumに展示している複数企業の商品の展示PRを行いました。

いくつか「現地での気づき」を共有しておきたいと思います

■Food4Futureに見るユニークなテクノロジーやトレンド

  • -肉とプラントの融合による健康的なお肉の商品開発
  • -フードロスのアップサイクル商品のバラエティ増加
  • -ロス食品などからの新原料開発の進化
  • -生分解性プラスチック素材
  • -センサーで管理する品質管理デバイス

 などは、ユニークな技術や動向として気になりました。

◼️食産業におけるEUと自治体の強力なバックアップとリーダーシップ

  • -EUや自治体の本気度

EUが創設した年間2桁億円単位の補助金がついていて、それを活動資金に展開する団体などが複数あります。同様に、スペイン投資庁や開催地の自治体でもあるビルバオ州も大きなバックアップをしています。

  • -食×教育機関の多様性と強さ

BCC(バスクカリナリーセンター)を代表に、複数の教育機関が出展と共に技術を発表。主催でもあるAZTIも上記機関も、学生インターンを多く抱え、会場には多くの学生が見受けられました。これだけ若い世代がこの業界に積極的に関わりを持ちに来ていることは、これからの未来を考える上で非常に重要だと感じています。